ファミリールーム

2017年9月15日〜9月18日

第2病棟神経小児科にみおが移ってから、

毎日がみおの退院に向けて目覚ましいスピードで進んでいく。

ママからみおの近況は聞いていたけど、ママもビデオ撮影できないほどバタバタの毎日。

この病棟には、ファミリールームという家族が一緒に暮らすための予行練習をするお部屋がある。

このお部屋で3泊4日間、家族3人で過ごすことが決まった。

パパは、職場に事情を伝えてこの日に合わせて休みをもらったよ。

みおとママに、会えるのもみおの頑張りのおかげ。

朝一の電車で病院に直接向かう。

パパは東京に戻ってから、

誰もいない家に戻るのは、やっぱりものすごく寂しくて。

何をしてても、心にあるのはみおとママ。

ひとりでの生活を送っていたパパにとって、この日が本当に待ち遠しくて仕方なかったよ。

あまりの喜びにパパは昨日の夜からドキドキして眠れなかった。

初めての一般病棟と、ファミリールームへ。

通常病室での飲食は禁止だが、

ファミリールームでは家に帰ったときの想定で生活を送るため、室内での飲食が可能になる。

二人がけソファーと目の前に小さなテーブル。

冷蔵庫も完備されていて、電子レンジだってあるよ。

みおが、大きな大人用ベッドにちょこんと寝そべっている。

久々のみおは、やっぱりめちゃんこかわいい。

すぐにみおの隣に寝そべって、ほっぺにチューや匂いを嗅いだり、みおを満喫。

抱きしめたときは、幸せすぎた。

隣には、もう一つ簡易ベッドが用意されていて昼でもママパパのどちらかが休むこともできるようになっている。

ファミリールームでの毎日は、本当に大忙しだった。

自宅に帰るまでに、できる限りみおが快適に過ごすことができるように薬の調整を行うとのこと。

薬剤師さんから、使うお薬について一つ一つ説明を受けたよ。

薬の回数は、6、10、16、21時の計4回。

ミルクの時間についても、説明があった。

ファミリールームにいる間は、ミルクの回数は計7回。

6、10、13、16、19、22、2時と決まった。

このミルクの時間と薬の時間をママと2人で協力してやってく。

その他にも、みおの検診やリハビリで朝から、看護師さんやたくさんの先生の出入りがあったり、

お風呂に入れる時間。

ママは、定期的に搾乳があったり、

自分たちの食事の時間や洗濯、シャワールームでの入浴時間もある。

家では、これに掃除なんかも加わる。

病院では、まだ生活に慣れていないママパパの為に看護師さんがミルクだけは温めて持ってきてくれたり、

夜中も本当にママパパが起きれないときだけ、看護師さんが注入と片付けをやってくれる。

でも家では、そういうわけにはいかない。

ママから電話で聞いていたように、

想像していた以上に家でゆっくり過ごせる時間はない。

ママパパが互いに協力しないと、

とてもじゃないが一人で全てをこなすことは難しいと実感した。

食事も「たんぽぽ」に宿泊しているときは、少し気分を変えるためにママと一緒に外食に出たりすることもできたけど、

ファミリールームでは、できるだけ自宅に近い生活を送るのが目的。

3泊4日分の飲み物食べ物は近くのデパートで買い出しをしたり、近くにある弁当屋の弁当を持ち帰るようにして病室で済ませたよ。

パパが、みおの付き添いをしている間にママが食事。

パパが食事のときは、ママが付き添い。

そうやって交互に食事を済ます。

家では、これが自炊となると本当に大変だと思った。

一日一日が嵐のように過ぎ去っていく。

楽しみにしていたみおとの就寝の時間も現実は大きく違った。

みおは、生まれてからまだ泣いていない。

泣かないということは、苦しいとか、痛いとか、危険を察知するための合図がないということ。

みおの状態を確認するのはいつもモニターに映し出される酸素濃度や、脈拍の数値。

自分たちが眠ってしまってる間に何か起きたらどうしようと、夜は特に気になる。

一定のラインを超えたり割るとアラームが鳴るようになっていて、アラームは看護ステーションに連動している。

みおは足の親指に、計測するためのセンサーを常にテープでつけている。

夜は、みおの筋緊張が強くなり、なかなかみおも眠れず落ち着かず脚をバタバタする。

その間にセンサーが外れてしまったり、筋緊張から呼吸が荒くなり脈拍が上がったり、酸素濃度が落ちたりする。

逆に眠りが深くなると、呼吸が浅くなるときがあって。

アラームが何度も鳴る。

ママもパパも慌ててモニターを確認をして、アラームを消す。

そうやって、24時間過ごす。

病院に通っているときは、夜中寝かしつけることがこんなにも大変だったなんて、分からなかった。

でもね。

やっぱり一日の中でも、パパはこの時間が一番幸せだったよ。

寝れなくても、みおが寝そべっている隣でゴロンと寝転び顔を見てると幸せだったし、

隣には、ママがいる。

家族だけの時間。

みおは抱っこ好きで、抱っこすると落ち着くから、ママパパが交互にずっと抱っこして寝かせてたんだよ。

抱っこしてスヤスヤ胸で眠る我が子の顔は最高にかわいい。

不思議だね。

みおの顔を見ると、そんな大変さが一瞬で吹き飛ぶんだ。

今は、わずかな時間だけど、

みおと同じベッドで、みおの寝息と匂いを感じながら目を閉じてる。

ファミリールームで、撮った写真はこの一枚だけ。

こんな風にまだぎこちなく、

たまに疲れている顔を見せちゃうママパパだけど、

これだけは忘れないでね。

ママパパは、みおと一緒にいれることが何よりも幸せ。

この3泊4日間、みおのありのままの姿を見せてくれてありがとうね。

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最後まで、ご覧いただきありがとうございました☺️

今後とも「みおぶろぐ」応援よろしくお願いいたします😊

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ABOUTこの記事をかいた人

全ての出生児の中で10%と言われている「低酸素性虚血性脳症」の娘、mioの両親。 最愛なる娘との愛おしい生活のリアルな記録を届けるパパライターと、ママ編集長。